やりたかったことはありますか?
私は50歳で、会社を辞めました。
25歳辺りから「このままでいいのか?」
とありがちな自分探しの沼にはまり、
様々な習い事をしたり、
民間資格を取ってみたり、
海外へ短期留学したり、
血迷ってほぼブラックなベンチャー企業に転職してみたりと迷走していました・・・。
それでも何だかんだ30年弱続けてきたサラリーマン生活。
特に衝動的になるようなトリガーがあった訳でもなく、
かといって計画的あった訳でもなく、
すーっと流れるように終止符を打ちました。
私が会社を辞めた理由について、
気が付けば50歳?!
加速度的に過ぎ去る日々。光陰矢の如しとはこのこと。
サラリーマン生活をしていた頃は、
生活が規則正しくそれなりに充実し安心感もある一方、
「早く週末がこないかな」「次の連休はいつ?」と
日々が過ぎるのを願うことが多かったように思います。
その一方でカレンダーを見るたびに、
「もう1ヶ月が、もう半年が過ぎていたね!?」
と鉄板のように同僚と驚きながら話したものでした。
そしてある日ふと思ったのです。
このペースだと
気が付いたら「あれ?もう終わり?」と、
うっかり一生をを終えてしまいそうだと。
直近の会社は超ホワイト企業で環境が抜群に良かったので
会社員生活に大きな不満はありませんでした。
(もちろん小さな不満はありましたが)
ただ心の奥底では、
「ルールや指示に従うよりも自分で判断し決めて働きたい」と
漠然とした思いを続けていました。
親兄弟、友人もほとんど皆サラリーマンという環境で、
未知なる世界に飛び込む選択肢は考えられず、
「ありえない。」「無理でしょう。」と
起業に憧れつつも手つかずで気が付けば10年という月日が流れました。
今思えば、心の中にチリチリと燃える小さな炎は持ち続けていたようです。
そうこうしているうちに、
人生100年時代の折り返し地点である、50歳を目前にし、
自分自身の気力体力の衰え、両親の老いを日に日に感じることが増えました。
私はあきらめが悪いので、
「このままでは終われない。」
失敗してもいいからやってみよう。とようやく重い重い腰を上げたのでした。
自分の余命が限られた時に後悔することの一つに、
「やりたいことがあったのに挑戦しなかった」があるそうです。
国ガチャに成功した私たちは、
何かに挑戦するハードルがとても低いということを忘れがちです。
ぬるま湯に浸っていると見落としてしまうようです。
失敗してもリスクは低い。
挑戦するしかないですよね?
気力体力のあるうちは副業でもいいので
ゲーム感覚で何かに挑戦してみるって
人生に彩を加えることになると思います。
なんでもいいんです。
写真を撮るのが好きなら、
空や雲、お花、食べ物、動物、街並みなどを撮って
ネット上で写真を販売してみる
食べるのが好きなら、
お気に入りのお店をSNSで紹介してみる
音楽、映画、本、漫画、アニメなど
はまっていることについてとことんブログに書いてみる
何かを集めるのが好きだったら、
SNSやブログ、メルカリなどを使って小売りをしてみる
ラグジュアリーなホテルやおしゃれなカフェ、こだわりの旅行などが好きだったら
体験談をブログにしてみる
入り口はたくさんあります。
最初は気軽な気持ちで楽しみながらがいいようです。
私は、食べること飲むことが大好きで、
「食べるために生まれてきた」と本気思うほどの食いしん坊です。
医食同源とも言われますが、
美味しい上に体にいいものって一石三鳥で最強ではないか!(お得大好き人間なので・・・)
という思いがあり、野菜や発酵食品、調味料などに興味津々です。
その内の一つであるハーブティーに出会った時に(かれこれ20年前くらい 恐)
「これだー!」と心の中で歓喜したことを思い出しました。
会社員生活を送りながら、
趣味程度にオリジナルブレンドティーを販売していましたが、
この度本腰を入れてみることにしました。
材料高騰、薬機法の縛り、レッドオーシャン、期限付きの物販
など、数々の障壁はありますが
まずは思いのままにやっていこうと。
不安やなまけ心(自称グータラの会名誉会長)にのまれたり、
かきわけかきわけしながらワイワイしている独身50代もいるんだな、
私も頑張ろうと思っていただけたら嬉しいです。
コメント